まずは、レイアウト図面などを見ながら実際の設置場所を確認します。
設置台数などの、内容に合わせてどうのように配線工事をするのかなど
ケーブルの割り振りを考えます。
この時に、状況により経験を踏まえて今後の増設工事にもある程度は
対応し易いように考えます。 |
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計画が決まったら、それを基にして配線工事のスタートです。
この際には、迅速さと丁寧さが同時に求められます。 |
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今回、使用している写真はなるべくわかり易いようにOAフロア(フリーアクセス)
の床でオフィス家具は
まだ何も無い状態での作業風景です。
場合によってはこんな形での作業になる事もあります。 ↓ |
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配線作業が全て完了、場合により配線作業と平行をして電話機の
モジュラーケーブル(電話にプチッと挿す)を繋ぐ端子を整端していきます。
1台用から、最近は10台用まで有り状況に合わせて使用します。
既に、デスク類が搬入され配置されている場合には、配線の出し位置を
合わせて電話機まで設置を終わらせます。 |
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AspireX本体(主装置)の組立です。
これは、配線作業の進行を見て他の作業と同時に進行をさせる場合が
ほとんどです。
この中に、システム全体を制御するための制御ユニット(CPU)や各種の外線
ユニット、内線ユニットを必要に応じて組み込みます。 |
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基本モジュールと拡張モジュールの構成の場合には組みあがると
こんな感じになります。 |
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電話回線、電話機への配線の接続作業をします。 |
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最後に残るのは、制御をする為のデータ設定作業です。
ここで間違えると、お客様が考えていた通りに電話機が動作をしなくなって
しまいます。
大規模な工事現場や、複雑な設定が必要な場合にはあらかじめデータを設計、
PCに保存をして現場で、ダウンロードをする場合もあります。
一番、工事のスキルに差が出るのはこのデータ設定になります。 |
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こうした、様々な作業を経てオフィスの電話が開通します。
お客様の、要望、希望に添った音声通信システムを提供するために
常に勉強と研究が必要なのです。 |
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最後は、動作確認試験です。
ここで、設定ミスのチェック、お客様の要望どおりにきちんと動作をするかの
確認をします。
プロとは言え、ミスをまったくしないで作業を完了している保障はありません。
そのための、確認作業です。
そして、お客様に使い方の説明をして完了です。 |
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本当の、最後の仕事はお客様に感謝をして、笑顔で退出する事でビジネス
フォンの設置工事は完了します。
最後までありがとうございました。 |
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